お知らせ

冷え性の改善(4)脈診 続

2019.06.21

さて、今回は前回からの続きの 冷え性の改善 脈診編 です。

前回は、前置きから始めて参りました。
今回からは実際に脈診とは、どうするのか?何を診ているのか?症状、状態によってどう違いが出てくるのか?
などについてを書いていきたいと思います。

まずは、脈診とはどのようするのか、方法についてを記していきたいと思います。

一度、弊院に依頼した方はご存知の事と思いますが、弊院では施術を始める前に、皆様の舌や脈を拝見してから、また、必要に応じて更に多くの
事を診させていただいてから、開始して参ります。

その大切な一つ。脈診は、(患者さんの 以下省略)右手、左手でそれぞれ違うものを診ています。また、「西洋医学的な脈をとる」という事とは少し違う点を診ております。

当然、方法も異なって参ります。

西洋医学的には、2本指で、多くは左手関節(手首)の橈側(親指側)の動脈の拍動回数や脈圧などを診ていると聞いております。

一方、東洋医学、漢方診断での脈診では、冒頭でも記載した通り、左右で違う臓腑を、更には3本指で診るのですが、その3本とも違う臓腑を診ているのです。
3本の手関節(手首)に近い方から、寸、関、尺と呼びます。弊院では、これらの舌診や脈診に加え、施術を始める前に必ず、予診票(カウセリングシート)に御本人の訴え、辛い箇所、以前に罹られた病気の有無や、現在受けていらっしゃる治療、服薬などがございましたら、ご記入頂いております。これらの訴えと、実際舌、脈から見えてくる、お身体の状態との差や反応を詳しく調べる事で、より容易施術が出来ると確信のもとで、皆様のお身体を拝見するようにしています。

さて、話を戻して、脈診へ。

では実際、どうやって診ているのか、について書いていきましょう。

左 寸=肺・大腸 関=脾・胃 尺=心包・三焦
右 寸=心・小腸 関=肝・胆 尺=腎・膀胱

をそれぞれ診ているのです。
それに加え、脈の強さ、深さ、浮き沈みや、速さなどの情報を加えて、それぞれに施術を行って参ります。

所謂、今ようやく西洋医学的の分野でも注視されるようになってきた、「オーダーメイド医療」、「テイラーメイド医療」は、そもそも東洋医学や
中医学では、太古の昔から行われてきた、当たり前の事で、基本的な事であるという事なのですね(^^)v


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