お知らせ

冷え症の改善(2)<舌診>

2019.04.11

さて、前回からの続き。舌から見る冷え症。どういう状態になるのでしょうか?
今回は、舌を中心に見ていきましょう。

舌は様々な情報を与えてくれます。
ひとえに冷え症といっても様々です。血流が悪くて冷えているケース、胃が弱り、そこから冷えが生じるケース、身体のエネルギーが不足しており陽虚(プラスのエネルギーが不足している状態)であるケースなどなど。

西洋医学的には、直接温めることが推奨されると思います。それも良いでしょう。
しかし、東洋医学では、先ほど挙げた原因それぞれに治療法が変わってまいります。
その為、舌診などから得られる情報が大切になってまいります。
では早速、その原因別の舌の状態を記してまいりましょう。
まずは、血流が悪くて、冷えているケース。舌全体が暗い紫色を呈していたり、舌の裏側の静脈が紫色に怒張してきます。
次に胃が弱り、そこから冷えが生じているケース。舌が大きくぽってりとしており、横側に歯型がつきます。
次にプラスのエネルギー不足(陽虚)で熱を作り出しにくくなっているケース。

写真をあげると、著作権の侵害になってしまう場合がございますので、当ホームページ上での掲載は差し控えさせて頂きます。ちょっと聞いてみたいという場合は、いつでもお気軽に弊院まで御相談のお電話を下さい。また、本屋さん等で舌診アトラスなどの本を手にとって、自身の舌と比べてみて下さいね。
ヒトの身体は、常にご自身の状態を示してくれているのです。

朝一番、洗面所で少し、ご自身の舌を見る習慣を付けてみましょう。

                                  院長

最新記事

  • New

    2020.05.10

    御案内

  • New

    2020.04.09

    速報

  • New

    2020.04.07

    緊急事態宣言

  • New

    2020.03.31

    新型コロナウィルス感染症拡大が「パンデミック」の様相を呈して参りました。

  • New

    2020.03.11

    久し振りの快晴(^_^)v