2019.05.29
腹臥位での施術も困難な状態でいらっしゃる。
普段は坐位でのお仕事が多いとの事。
お知り合いで現在、定期的に施術を行っている方のご紹介で来院。
舌診、脈診の結果、胃腸の機能低下、循環不全によるの冷えを確認。
しかし、いらした際は、とにかくつらい腰を何とかして欲しいとの事で、側臥位にて施術。
疼痛が激しく、患部へのしっかりとした施術はできず、胃や冷えに効くツボを刺激。(足陽明胃経、足太陰脾経)また、特効穴である委中を丁寧に施術。
更に腹部にプラーナ(気)を流す。
随分、楽になったとおっしゃり帰宅。
皆様にお伝えしている通り、自宅で行って頂きたいセルフケアをお伝えする。
翌日、施術を実施した、その夜、腰は勿論、全身の倦怠感でなる事も困難であったと連絡を受ける。
まずは、つらい思いをさせた事を謝罪。
現在(翌朝)の調子はどうか?と伺ったところ、腰に動かした際に少し痛みを感じる程度で、全体的に楽になったとの事。
御報告のお礼と、セルフケアを続ける事をお伝えする。
それから、約一週間後、再度来院。
動作開始時下肢特に足趾の痛みが取りきれてないとの事で、まずは、全体的に体をゆるめてから、前回同様、胃と冷えのツボを刺激。
今回は、脊柱をしっかりと拝見させて頂き、下部腰椎の問題を確認。説明をし、御本人の承諾を得て、長生療術による矯正を行い、その後、前回同様プラーナを流す。
直後、御本人様からも座った時の感覚が変わったとの言葉を頂く。引き続きセルフケアを続けて頂くようお願いし、何か変化や不安を感じた際は、いつでも連絡下さいとお伝えして終了。
御多忙のようですので、今後、同じ事を繰り返しにくい御身体になっていく事を祈っている。